奥田のちょいとおつまみ話 - 酒にまつわる日々のあれこれ -

安心してください

意外なんですが、お客さんで「お酒が飲めない」方の割合がとっても多いです。「自分はまったくお酒が飲めないから分からないんだけど、お酒好きな人にあげたくて…」といったように、ギフトをお求めになる主婦世代の方が多くいらっしゃいます。食事をおごってもらったお礼、旦那の会社の同僚へ…理由はさまざまです。

「お酒が好き」と一言でいっても、日本酒、焼酎、ワイン…好みや好き嫌いも結構あるのがお酒の世界。そういう時はあげる人の性別や年齢、予算などを聞いてチョイスします。焼酎が好きな方でも、麦は飲めても芋は飲めない、という方も多いので麦の方をおすすめしたり。一緒にベストなお酒を選びましょう!

突然ですが、僕、洋服屋って一人で入れないんです。入ったとたんに明るい店員さんに声を掛けられて、何を見るにもぴったりマークされると…何か買わないといけない気がしてとても緊張するんです(笑)なんの話かというと、酒屋もおんなじなんじゃないかなと思いまして。初めて入るまちの酒屋さんって、なんだかちょっと緊張しません??

僕たちは、お一人でいらっしゃるお客さまを緊張させないように、必要以上に最初からベタベタしません。ゆっくり見てもらった上で、分からないことや選んで欲しい時にだけお話させていただきますので安心してください!どんなお酒があるかな〜とふらっと入ってきてくれてOKです。冷やかしも大いに歓迎いたします(笑)

「この前買った酒、おいしかったしまた欲しいんやけど…どれやったか忘れたわ」こんなお客さんも結構います(笑)でも、わかります。たしかに日本酒って、銘柄ひとつとっても純米吟醸とか本醸造とか色々あってややこしいですよね。

そんな時は急遽始まる謎解きタイム。ラベルの色、値段…ありとあらゆるヒントを引き出して正解にこぎつけ、「ああ、これこれ!」とお客さんに言ってもらった時は爽快です(笑)中でも、ワインは超難題。ラベルも似ているし、字もフランス語だかイタリア語で読めないし、記憶に残らないんですよね。そんな時は「どの辺の棚から買ったか」この一択しか攻めようがありません…。

自分の飲んだお酒は写真に撮っておくのがオススメです!
最近はポイントカードも作ったので、購入履歴から調べられますよ。

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